墓を購入しての墓石選びについて

霊園でお墓の永代使用料を払って購入することになると墓石も購入しなくてはなりません。
こうした墓石は好きなところから調達できるのかと思っていましたが、実は民間の霊園では出入りの業者がおり、その中から購入することが基本的に義務づけられていて自由に墓石をもってこれるものではないことが、購入してみて初めてわかりました。
結局我が家の場合も、その出入り業者から購入することになりましたが、石の値段というのは本当によくわからないもので、だいたいは三つぐらいの選択肢から選ばされることになります。
日本人の悪い癖で真ん中ぐらいの値段のものでということでということで決まるのですが、相対的な価格ではなく、絶対的な価格として安いのか高いのかということについては、ネットなどであらかじめ詳細にチェックしておきませんと、正直よくわからないとうのが実際の印象でした。
したがっていくつかの案については、その場で決めるということはせずに、一度持ち帰った上で、インターネットなどで調べてリーズナブルなのかどうかを検証して決定されるのがいいのではないかと思います。
そもそもこうした石はほとんどが輸入品だそうで、中国であるとかインド、モンゴルといった様々なところから、切り出してもって日本に搬入されているものだという説明を受けました。
折りしも円高の時期でしたので、かなり安くなっているかと思ったのですが、実は日本に輸入されてから結構寝ている時間も長いようで、すぐに切り出してデリバリーされるものとはまたかなり性格の違う商品であるということも判りました。
こうした墓石にはそれなりに売れ筋のトレンドがあるそうで、明るい御影系からダーク系へと人気が変わってみたり、業界ではそれなりの人気商品というものもしっかり存在するようです。
しかし、一過性の人気商品や奇抜な形のものというのも先行きどうなのかという問題があるため、結局オーソドックスな洋風のタイプを購入することとなりました。
こうした石はご存知の方も多いと思いますが、完全にセメントで固めるという商品ではなく、言ってみればただ置いてあるだけであるため、大きな地震が来たりしますと移動してしまったり、背の高いものは倒壊することもあるので、意外に重心の低いものは、東日本大震災以降は人気が高くなっているという話もききました。
こうした石は、購入者の様々な意向で、結構面白い字が彫ってあるものもありますし、墓石の側面に不思議な名前が彫ってあり、若くして亡くなってしまったのかと思いきやペットの名前だったというペット共用の墓地なども登場しているため、見学してみますとそれなりに飽きずに見ていくことができるほど多様化しています。
我が家の場合には結局なんの変哲もないものにしてしまいましたが、いろいろと考えて今までにないものを作られる方がかなり増えているということに正直びっくりいたしました。
こうしたところにも個性化の波がやってきているということなのでしょう。
しかし、長く使うものですし、そう簡単に入れ替えのできるものでもないので、ロングレンジで飽きの来ないものにしていくのがやはり一番ではないかなというのが個人的な感想です。

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